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魚の幹細胞培養技術から、次世代の化粧品素材へ ― インパクファットとインテグリカルチャー、化粧品原料の共同開発・OEM事業化に向け連携

執筆者の写真: Anna Takagi
Anna Takagi
41 分前
読了時間: 6分

細胞培養由来の魚脂肪幹細胞素材を活用し、新規性、サステナビリティ、ブランドストーリー性を備えた化粧品開発を推進。日本・シンガポールを起点に、APAC市場への展開を目指します。

  1. 概要


魚由来脂肪幹細胞の研究開発を手掛けるシンガポールのImpacFat Pte. Ltd.(CEO:マンディ・ホン、以下「当社」)と、細胞農業技術の研究開発および社会実装を推進するインテグリカルチャー株式会社(代表取締役:羽生 雄毅、以下「インテグリカルチャー」)は、当社の魚の幹細胞培養研究から作り出された化粧品原料の共同開発・OEM受託および事業化の検討に関する基本合意書(MoU)を締結しました。


本提携により、当社が有する細胞培養由来の魚脂肪・栄養素材に関する技術基盤と、インテグリカルチャーが培ってきた細胞農業由来製品「セルアグ®(CellAg)」の商品企画・開発ノウハウおよび化粧品OEM開発の知見をを掛け合わせることで、日本およびシンガポールを起点としたアジア太平洋地域(APAC)市場における新たなクリーンビューティー領域の創出を目指します。


両社は、化粧品メーカーやブランドオーナーが求める、以下のような価値を備えた次世代化粧品原料や商品の開発を目指します。


  • 従来の化粧品にはない新規性と話題性

  • ブランド独自の価値を伝えられる科学的・技術的なストーリー

  • 原料調達におけるサステナビリティをトレーサビリティ

  • 商品コンセプトや用途に応じた原料・処方開発

  • 日本・シンガポールを起点としたAPAC市場への展開可能性


今後、両者は化粧品メーカー、ブランドオーナー、美容クリニック・サロン、原料商社等と連携し、商品企画、原料提案、OEM開発、市場導入を一貫して支援できる体制の構築を進めます。

  1. 提携の背景


近年、美容・化粧品業界では、サステナビリティ、動物福祉、トレーサビリティ、原料の安定供給に対する関心が高まっています。特に、従来の動物由来原料に代わり、環境負荷や倫理的課題に配慮した新たな選択肢が求められています。


一方で、化粧品市場では「サステナブル」であることに加え、ブランドとしての差別化、新規性、ストーリー性、機能性を兼ね備えた原料の重要性が高まっています。こうした市場環境の中、細胞農業(*)技術の発展により、生物から少量採取した細胞を培養し、目的とする素材をより管理された環境で持続的に生産する、新たな方法の開発が進んでいます。


両社は、それぞれの技術・知見・事業基盤を組み合わせることで、化粧品ブランドや美容関連企業に対し、これまでにない新規性とサステナビリティを兼ね備えた新たな価値を提供できると考え、本提携に至りました。


(*)細胞農業:生き物から少量採取した細胞を育てることで、化粧品、細胞性食品、素材など有用な資源を生産する技術および産業

  1. 各社の技術および製品紹介


ImpacFat Pte. Ltd.

インパクファットは、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)からのスピンオフ企業として誕生したバイオテック企業です。幹細胞を用いてオメガ3を含む魚脂肪を細胞培養により開発する技術を持ち、栄養価が高く、用途に応じたカスタマイズが可能な幹細胞由来のオメガ3魚脂肪技術の研究開発を進めています。同社の細胞培養技術により生み出される魚脂肪幹細胞およびその培養由来素材は、高付加価値な次世代化粧品原料としての応用が期待されています。


インテグリカルチャー株式会社

インテグリカルチャーは、細胞農業を推進し、高機能かつサステナブルな原料の社会実装に取り組み、細胞培養技術から生まれた製品をセルアグ®(CellAg)と名付け、社会に浸透するよう活動しています。これまでに鶏卵由来上清液から独自に開発した原料「CELLAMENT®」を配合したOEM化粧品を日本で販売するなど、注目を集めています。

  1. MoU締結の目的


本MoUの締結により、当社が有する細胞培養由来魚脂肪素材に関する技術と、インテグリカルチャーが培ってきたセルアグ®(CellAg)商品の企画開発ノウハウ、化粧品OEM開発の知見を融合させ、次世代化粧品原料の市場展開を加速してまいります。


まずは、当社が保有する細胞培養由来の化粧品素材と、インテグリカルチャーの細胞農業技術と化粧品企画開発ノウハウを活用し、共同開発の可能性を検討してまいります。


具体的には、化粧品用途に適した素材の評価、素材の特長を活かした商品コンセプトの設計、試作品の開発、化粧品メーカーやブランドオーナーへの原料・OEM提案などを検討します。


両社は、細胞培養由来原料の新規性、サステナビリティ、ストーリー性を活かし、化粧品ブランドの差別化に貢献するとともに、「なぜこの原料を使用するのか」を消費者に明確に伝えられる商品づくりを支援し、美容と健康における新たな選択肢を社会に届けることを目指します。

  1. 今後の展望


本提携を皮切りに、両社はシンガポールおよび日本を中心としたAPACにおいて、当社の細胞培養由来魚脂肪素材およびセルアグ®(CellAg)製品を活用した化粧品原料の市場開拓を推進してまいります。 


今後は、両社の技術・知見のシナジーを活かし、化粧品メーカー、ブランドオーナー、美容クリニック・サロン、原料商社等との連携を進めながら、新商品開発および市場導入に向けた取り組みを加速します。 


また、細胞培養技術の化粧品分野への応用を通じて、従来の原料調達における環境負荷や倫理的課題に対する新たな選択肢を提供し、業界全体のイノベーション推進、国境を越えたオープンイノベーションを加速し、持続可能な美容・パーソナルケア産業の発展に貢献してまいります。


両者は、素材の研究開発にとどまらず、ブランドコンセプトの設計、原料提案、試作、OEM開発および市場導入を見据えた連携を進めていきます。

  1. 共同開発・OEMに関するご相談


当社およびインテグリカルチャーでは、細胞培養由来・魚脂肪幹細胞素材を活用した、化粧品の商品企画、原料評価、試作、OEM開発、共同研究およびAPAC市場展開に関するご相談を受け付けております。


以下のようなご要望をお持ちの化粧品メーカー、ブランドオーナー、美容関連企業、原料商社等は、下記窓口までお問い合わせください。


  • 独自性のある新規化粧品原料を探している

  • 細胞培養やバイオテクノロジーを活用した商品を企画したい

  • 科学的なストーリーとサステナビリティを両立させたい

  • 他ブランドとの差別化につながるOEM商品を開発したい

  • 日本またはAPAC市場向けの商品を共同開発したい

  1. 会社概要


ImpacFat Pte. Ltd.

代表者:CEO マンディ ホン

所在地:36 Robinson Road, #20-01, City House, Singapore 068877

設立年:2022年

事業内容:幹細胞ベースの培養魚脂肪、DHA・EPA等のオメガ3脂質を含む栄養素材技術の開発と応用、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)スピンオフ企業


インテグリカルチャー株式会社

代表者:代表取締役 羽生 雄毅

所在地:〒251-8555 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26-1 

湘南ヘルスイノベーションパークA32F-3111

設立年:2015年

事業内容:汎用大規模細胞培養システム「CulNet®(カルネット)システム」を用いた細胞性食品・化粧品原料の研究開発、細胞農業のインフラ構築

【本件に関するお問い合わせ先】


ImpacFat Pte. Ltd.

広報担当

〒108-0074 

東京都港区高輪二丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH 6F

TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub Lab(LiSH Lab)


インテグリカルチャー株式会社

広報担当

〒251-8555 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26-1 

湘南ヘルスイノベーションパークA32F-3111


 
 
 

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